大辞林民逝くwwwwwwwwwwwwwwwwww


「隻」は表外訓で「ひとつ」と読むように1つを表す漢字です。

成り立ちは「隹」+「又」で、
「隹」=「鳥」
「又」=「手」

手で鳥を一羽持っている形です。

元は「一羽(ひとつ)」の意味でしたが
手で二羽を同時に持つ「雙」ができたことから、
「雙」=「2つ」
「隻」=「そのうちの1つ」
の意味をもつようになります。

従って「2つのうちの1つ」「対になったものの片方」の意味で使われます。
※2つあったものが1つになる意味ではありません。

ちなみに「雙」の略字が「双」です。


つまり本来は「片目」と同じですから「彼は隻眼だけで見ている」のようになるのですが、そこから「隻眼」が片方だけしかない意味へと派生していったものです。