満を持しての工事着手のはずが、リニアのシールドでいきなりの故障
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/ncr/18/00172/101200002/
大深度地下のシールドトンネル工事が始まったリニア中央新幹線。満を持して、万全の対策を講じたはずのシールド工事で、いきなりトラブルが発生してしまった。調査掘進の段階とはいえ、先が思いやられるスタートとなった。

シールド機が損傷した現場は、愛知県春日井市にあるたて坑「坂下非常口」から名古屋方面に掘り進める坂下西工区と、東京都品川区にあるたて坑「北品川非常口」から南北に掘り進める北品川工区の2つ。

 坂下西工区では、カッタービットが破損した。詳細な原因は分かっていない。施工者は安藤ハザマ・不動テトラ・福田組JVだ。