メキシコ西部で遺体の入った袋を大量発見 行方不明者の捜索中

メキシコ当局は、西部グアダラハラ郊外の渓谷で、人体の一部が入った袋を45個発見したと発表した。

警察は、先週から行方不明になっていたコールセンターの従業員7人の捜索に当たっていたところ、これらの遺体を発見した。

性別が確認できる遺体もあるが、まだ不明のものもあるという。

現場は複雑な地形で光が入りにくいため、捜索はさらに数日にわたって続く見込みだ。

ハリスコ州検察庁は声明で、7人の捜索の中で得た情報から、ミラドル・デル・ボスク渓谷の捜索を始めたところ、人体の一部が入った袋を見つけたと説明した。

消防隊と民間防衛組織が警察に協力しており、ヘリコプター隊員が遺体の復旧作業を行った。

最初の復路は5月30日に見つかったが、複雑な地形と太陽光の少なさから、捜索は31日にされた。今後も全ての遺体が見つかるまで続くという。

当局は、遺体の数や身元、死因の特定も続けるとしている。

また、行方不明とされている7人の捜索も継続する。