そんな山川を微妙な胸中で見ていそうな元同僚がいる。昨季途中から広島に加入した秋山翔吾(35)だ。
「西武のオファーを蹴って広島を選んだ理由として『契約年数ですね』と明かしていましたが、実際は西武の提示金額が1億円に満たなかったからです。それに古巣の主力選手との不仲も否定できない。喫煙所でダベッてばかりいた山川らと相容れなかっただけでなく、生真面目なベテランの栗山巧(39)とも折り合いが悪かった。日本復帰を表明しても、秋山に連絡を入れる西武の選手は誰ひとりいなかったようです。菊池涼介(33)や會澤翼(35)がラブコールを送った広島とは大違い。交流戦では、複雑な気持ちを抱いて古巣を迎え撃つことでしょう」(スポーツ紙デスク)