8回の継投について、松井稼頭央監督(47)は「もう1点っていうところも含めてね、こちらの判断でクリ(栗山)を行きましたけどね、球数的にもと思ってましたから」と説明した。
4点リードの8回表、2死から安打と四球で一、二塁に。9番平良に回ったところで、首脳陣は代打に栗山巧外野手(39)を送ることを決断した。栗山は中飛に倒れ、5点目はならなかった。

攻撃で9番打者まで回らなければ、8回裏も平良が続投予定だった。松井監督は「結果、負けてしまったので。こっちの判断ミスになるのかな」と唇をかんだ。佐藤隼の後、防御率1点台の平井克典投手(31)らを起用する選択肢もあったとみられるが、首脳陣はティノコをマウンドへ。指揮官は「ああいうところでしっかり右(打者)にもツーシームを投げれますし、そういう意味ではティノコかなっていうところはありました」と説明した。痛い1敗になった。【金子真仁】


古賀のアレが悪い方向に出たのか