現地6月5日に敵地で行なわれたピッツバーグ・パイレーツ戦で2点リードの6回1死満塁の局面で、藤浪晋太郎(オークランド・アスレティックス)は4番手としてマウンドに送り出された。

 2013年MVPのアンドリュー・マカッチェン(ピッツバーグ・パイレーツ)を前に、なかなか制球が定まらず、3球連続でボールから入った。ファウルで粘られると、8球目が僅かにアウトローに外れ、押し出しで1点を献上。

 続く主砲ブライアン・レイノルズにも四球を与え、さらにジャック・スウィンスキーには犠打で逆転を許した。続投した7回にも1安打を許した29歳だが、今度は無失点で切り抜けたため、1回2/3、被安打1、与四球2、1奪三振の内容で終えた。
 
 この日、最速102.1マイル(約164.3キロ)を記録したものの、重要な場面での四球に、「102マイルを投げているのに…」「ノーコン投手をなぜ満塁で投入したのか」「球界で最悪のピッチャーかも」「日本に帰れ」「メジャーリーガーが押し出しとか理解できない」などと現地ファンは怒りの声で満ちている。

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