冒頭の言葉のように、X氏が「勘違い」するきっかけは、次のような話を聞いたことだった。

「六本木で食事をしているとき、グァムでメンバー同士で性行為をしたという話を聞いて衝撃を受けて。でもタレントさんて、やたらめったら(外で)できないから、きっと大変なんだろうなと。あとカッコイイ人は女性に追いかけられていて大変だから、かえって男の人とのほうが楽なのかなとも思った」(同前)

 そしてジュニアの担当になったとき、X氏の欲望は、担当する10代の少年たちに向かったのだった。

「毎日、気の狂いそうなぐらい忙しい中、そういう人たちの集団という風に見えて。デビュー前の横並びの人たちと(仕事を)しているから、歳は離れていても、感覚的に一緒に感じたこともある。それで仲良く喋っているときに、本当に自分が悪いんだよ、自分が犯した罪なんだけども、『エッチしよう』と言った」(同前)

 以降、ハードルは下がっていき、10代のジュニアを誘って、口腔性交をすることに、躊躇がなくなったという。

「『いいじゃん、いいじゃん』という感じで、6人くらいとそういうことをした。一緒に東京ディズニーランドに行ったりした子もいる。そのうち、3人に『お金ちょうだい』と言われて、3000円とか5000円を渡していました」(同前)