日本の労働生産性が低い意味

国全体のGDPで見ると、日本は世界トップクラスにあります。
しかし、労働生産性ではかなり低い順位です。これは何を意味しているのでしょうか?
分かりやすく言うと、効率の悪い仕事の仕方をしている、長く働いているだけで無駄な作業が多いということです。

日本の労働時間はかなり長い

こうした労働生産性の低さは、日本人の働き方にも表れています。日本人はとにかく労働時間が長いということです。
日本人の平均年間総実労働時間は1,669時間となっています。
労働生産性の高いドイツでは1,334時間という結果が出ています。実に335時間の差があることになります。
残業時間がとても長いこと、休暇が少ないことが諸外国との差となって出てきています。