設楽原の戦い(22)

徳川・織田連合軍8万と武田勝頼率いる武田軍2万の直接対決の筈が、信長(岡田准一)は一向に動こうとしない。
業を煮やした家康(松本潤)は、僅か30余りの手勢を率いて武田の本陣の背後に夜襲をかける危険な賭けに出る。

策は功を奏し、勝頼(眞栄田郷敦)は慌てて攻めかかってくるが、信長はその瞬間を待っていた。
約5万丁の鉄砲が一斉に火を噴くと、武田軍を瞬く間に圧倒しそれを目の当たりにした家康と信康(細田佳央太)は衝撃を受ける。
信康は鉄砲の時代を確信し、母である瀬名(有村架純)と巫女(古川琴音)である千代と共にクーデターを起こし強固な鉄砲隊を配下に置くことを決意するのであった。
しかし、それを密かに岡崎城を出て信康の後をつけ陣の裏に忍んでいた妻の五徳(久保史緒里)に聞かれてしまう。