0001それでも動く名無し
2023/06/12(月) 18:02:38.67ID:DImSh/UUpサッカーなどほかのスポーツと比べて、昔から「試合時間が長すぎる」といわれ続けてきた日本のプロ野球。それは日本に限らず、米国もだ。米国で4大スポーツとされる野球(MLB)、アメリカンフットボール(NFL)、バスケットボール(NBA)、アイスホッケー(NHL)のなかで、野球だけが唯一、時間制ではない競技であり、平均試合時間もいちばん長い。
そこで、大リーグは今季から試合時間短縮を目的に「ピッチクロック」を導入したところ、試合時間を大幅に短縮(開幕から全50試合終了時の平均試合時間が、2022年の平均から30分短縮)させることに成功。効果があることが証明された。
また、3年後の2026年に予定されている第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、ピッチクロックの導入が確実視されており、今後、NPBでも導入に向けて本格的な議論に入る可能性が高まっている。
では、ピッチクロックとは具体的にどういうものなのか? あらためて説明すると、投手だけでなく、捕手や、打者にも適用されるルールとなっている。大リーグでは、ピッチャーの場合、ボールを受けてから、以下の規定に沿って投球しなければならない。
・ランナーなしの場合 15秒以内
・ランナーありの場合 20秒以内
この制限時間をオーバーすると、ペナルティとして、1ボールが宣告される。
ほかにも、キャッチャーの場合は、残り9秒までにキャッチャーボックスに入ってポジションに着く(それを破ると1ボール)、バッターは残り8秒までにバッターボックスに入って構える(それを破ると1ストライクが取られる)といったルールとなる。
これが適用されれば、いままで当たり前のように見られた、ピッチャーが捕手の出すサインに何度も頭を振ったり、塁上のランナーに執拗に牽制球を続けるといった光景は見られなくなるだろう。