吉野ヶ里遺跡の「石棺墓」の発掘調査で、またまた新情報です。

弥生時代後期の石棺墓の蓋が開いて13日で8日目。

墓に流入した土が深いところで25センチまで掘り進められました。

佐賀県文化財保護・活用室の白木原宜室長によると13日に新たに分かったことは…

「赤く塗っている部分がお棺全体に広がっていて、お棺の中を赤く塗るという事自体がお墓全体の中では極めて少ないので、特定のランクの人物だと考えていいんじゃないか」と説明しました。

壁石10枚のうち6枚に赤くなった部分が見られ、“塗られた”と表現されました。

土の掘り起こし作業は8割を終えました。

残っている土の中から人骨や副葬品は出てくるのか?

白木原室長は「作業は限られていて土があと2~3cm前後。

その中に何か入っていれば、鏡とか平らなものがある可能性は非常に高い。

卑弥呼かは分からないけど、当時の有力者は呪術的な面も持っているので、シャーマンの可能性もある」と話しています。

霊界と現世をつなぐ人物「シャーマン」。

全体の概要は早くて14日にも明らかになるということです。

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