捜査関係者によりますと、殺人未遂の疑いで逮捕された自衛官候補生は、当時、自分の射撃の順番が来るのを待っている際に発砲したとみられるということです。

また、初めに撃った相手は隣にいて死亡した25歳の隊員で、その後、同じく死亡した52歳の隊員を撃ったということです。
25歳の隊員は脇腹を、52歳の隊員は胸を撃たれていたということです。

警察の調べに対し、自衛官候補生は銃を撃ったことを認めていますが、その後の調べに対し、「52歳の教官が狙いだった。隣にいた隊員は自分と52歳の教官の間にいて妨げになっていたので撃った」と供述していることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230614/3000029902.html