アップルの空間コンピュータ「Apple Vision Pro」が持つ大きな強みの1つは、内部ディスプレイの解像度だろう。両目合わせて2300万ピクセルという密度は、Meta Quest Pro(約703万ピクセル)等と比べても圧倒的だ。

このディスプレイについて、公式には「micro-OLEDテクノロジーにより、広色域とハイダイナミックレンジを備えた切手サイズ」「4Kテレビよりも多くの画素数がそれぞれの目に用意されている」以上の説明はない。だが、パネルをソニーが一社独占で供給していることは広く知られている。

そして、実はソニーが1年以上前に、このディスプレイ技術を披露していたと米9to5Macが主張している。

このディスプレイに使われている技術は、一般的には「OLED on Silicon」、通称「OLEDoS」と呼ばれているものだ。すなわちバックプレーンとしてガラス基板の代わりにシリコンウェハーを使ったパネルであり、ソニーが圧倒的な存在感を誇っている。

https://gadget.phileweb.com/post-43111/

https://i.imgur.com/qRdSpHq.jpg