潜水艦タイタン

深海探査艇タイタンが破損した。
その破損とともに凄まじい水圧が船体を襲い爆縮。
5人の体は折り重なるように密着し圧迫死した。
カーボンのカプセルに包まれてスカベンジャーからの捕食を免れた彼らの遺体は深海の特殊な環境で腐敗免れて、屍蝋化
人類は回収しても生存は不可能と判断して捜査を断念したのであった。
それから5000万年後、ホモ・サピエンスが滅びたあとに文明を築いたトカゲ人間が深海探査艇で深海資源を探査中にタイタンの塊を発見し資源の可能性があると引き上げると
中から未知の生物のミイラとロジクールのコントローラーが発見され、かつて高度な文明を築いた猿がいたことが判明するのであった
助手「かつて我々以外にも深海を探査できる文明があったのですね。しかし醜い姿だ。一つの体に5つの頭部、脚部が20本もある。頭足類でしょうか?このような醜い生物が現存していたら我々は勝てるのでしょうか?」
博士「何、心配することはない。確かに科学力は発達していたようだが見てみなさいこのチープなコントローラーを。
醜い外見だが我々よりは科学力は劣る文明だったのだろう」と科学者が予想しホッとする助手なのであった。
その後、ロジクールのコントローラーと5人の遺体は博物館に展示されて
5000万年前に文明を築いていたタコのミイラとして見世物になったのであった。