組織委は疑惑の目を向けられたことに強く反発。声明を出し、これまで「わずかな不正も指摘されていない」と主張した。一方、国際オリンピック委員会(IOC)は「捜査の結果を待つ」(デュビ五輪統括部長)と静観の構えだ。

 ロイター通信は「五輪の組織委が捜査対象になるのは(パリが)初めてではない」と報道。東京大会で汚職事件が摘発されたことを伝えた。