「小室さんは新人だったにもかかわらず、“絶対に定時で帰る男”として有名でした。
繁忙期でも、同僚が残業中でも、まったく気にしないで帰るのです。
残業をしない理由を聞いても、『英語のレッスンがあるので』と言うばかり。
さすがに上司が、『君がやらない仕事は、ほかの誰かがやることになるのだよ』と諭したそうですが、
『そうなんですか、お疲れさまです!』と、そのまま退勤して、周囲を驚かせたのです」