今シーズンの日本ハムについて、高木氏は「一番の楽しみ、プレゼントは勝利だと思うけど」と前置きしつつ、「日本ハムの野球は楽しい」と称賛。

「見てて考えさせられるというか、相手が警戒させられる」「12球団見渡しても一番楽しく野球を見られるのが日本ハム……と思わない?」と逆質問しつつ、「それがプロ野球なんだよ。何も動かない。ただ打つだけで待つ、パターンのようにピッチャー代える、それだと何も面白くない。だけど、(日本ハムは)何をしでかすか分からない。そういう意味では、一番楽しみを与えてるのは日ハムだと思う」と持論を述べた。

また、日本ハムと言えば、16日の中日戦でのフォースボーク(ランナー1・3塁のときに、1塁ランナーがわざと大きくリードを取り、ピッチャーが牽制動作をした瞬間に3塁ランナーが本塁に突入する戦術)が話題となったが、高木氏はこの出来事があったのち、DeNA戦で同じシチュエーションになった際に、相手ベンチが慌てていたと指摘。

こういった戦いぶりも踏まえ、「いろんなことをそれが手に取るように見えて分かるというのはさ、新庄野球が面白いということ」「これがやっぱりプロ野球だと思うよ」と賛辞を贈っていた。