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エンゼルスの球団トレーナーを務めているマイク・フロスタッド氏が大谷翔平の見えないとこでの練習姿勢について語った。


「『大谷は普通じゃない、クレージーだ』と人々は彼をそう形容する。しかしそれは嘘ではないであろう。
とにかく練習時間が他の2倍は長い。
試合が終わり夜の2、3時間の凝縮された自由時間の中で黙々と取り組む。

ある日の夜、大谷が施設でトレーニングしてた時の事だ。機材を置く普段は密閉されてる部屋があるんだ。
そこに入り中から鍵をかけ唸り声のよな声が聞こえてくるんだ。
黙々とスクワット。
回りは白い壁だけで音も人の存在も遮断される。
大抵の選手なら30分もやれば音をあげるか止めるだろう。
大谷はそれを1時間は休まずにやる。床は汗でびっしりさ。
とてつもない集中力さ、これがどれだけ凄い事かわかるかね。
人間には気の休まる時間が要るもんさ、趣味や娯楽など大して重要でない事でも気休めがね。
しかし大谷にはそんな不安も迷いもなくただ目の前にはちはだかる投手なのか?打者なのか?その相手の事しか頭にないんだ。
全く恐れ入るよ。
能力を維持し生産的であり続ける為には本当に大変な毎日を過ごさなきゃならない。完璧な調整をこなし試合で信じられない事をやってのける。
血の滲むよな努力で二刀流を実現しているがそれを試合ではおくびにも出さない。
もしプロ選手として大谷と同じ技術を持つ者が居たとしても大谷の精神の領域に並ぶ者はまず不可能と言えるだろう」