ソフトバンク石川柊太「内容は全然駄目」2軍中日戦で2回無失点も手応えなし
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不振で調整中のソフトバンクの石川柊太投手(31)が先発し、2回34球を投げ、無失点に抑えた。「結果的には良かったけど、内容は全然駄目だった」と首を振った。
初回、先頭のブライトをこの日最速の148キロの真っすぐで右飛に抑えた。続く樋口を三振。福元には死球を与えた。「カーブが1球抜けてしまった。ブルペンでのキャッチボールなどやっていることがマウンドでは出てこなかった」と悔やんだ。4番の鵜飼は8球粘られたが空振り三振に仕留めた。「ファウルを取ったカットボールはよかったけど、そのくらい」と収穫も口にした。ただ、2回は三者凡退に抑えたが「2回は思っているのと違うところにいってしまった」と振り返った。

当初は2軍で投げない予定だったが、志願してマウンドに上がったという。「自分は優先でもないので、チームの競争の中で、カーターがいいピッチングしているし、そこは自分も結果残さないと投げていけないというのが現実」とした上で「やってきたことに対してのレスポンスが欲しかったし、実戦の感じから離れちゃうので」と明かした。
いつも通り中継ぎのつもりで投球したという石川。「まだまだ。自分のやりたいことがやれてきているとか、いい球もあったりするけど、1軍で考えると、というところがある。そこを考えながら練習などに取り組みたい」と前を向いた。