風立ちぬは人生への言い訳映画だと思う
反戦の立場にありながら戦争のために生まれる兵器に心奪われてしまう己を主人公に重ねてるし
仕事で家庭を顧みずとも愛し支えてセックスさせてくれる都合のいい女の存在があって、今際の際には消えて醜態晒さず勝手に死んでくれるという昭和の男にとっての理想的な女性像がキモい
ただ一番の問題は子供の存在をないものにしたことだと思う
吾郎は果たしてあの映画で何を感じたのかが一番気になるわ