「崖の上のポニョ」を一緒に歌った「藤岡藤巻」藤巻直哉が明かす…大橋のぞみちゃんは何を【あの人は今】

♪ポ~ニョポ~ニョポニョさかなの子……という、子どもらしい歌声がかわいかった「崖の上のポニョ」。2008年公開のスタジオジブリのアニメ映画の主題歌で、子役の大橋のぞみチャンと、2人組おじさんユニット「藤岡藤巻」の3人が担当していた。パペットを持って歌っていた藤巻直哉さん、今、どうしているのか。

藤巻さんに会ったのは、東京は恵比寿。「崖の上のポニョ」を歌っていた頃は博報堂勤務の会社員だったが、今はエンタメビジネスの会社を立ち上げ、恵比寿に拠点をもっているとのこと。

「10年前に定年退職し、今はグループ会社全体のメディアコンテンツ部門を担う博報堂DYメディアパートナーズと業務委託契約を結びフェローを務めています。アドバイザリースタッフのようなもので、週1回は会社に顔を出しています。あとは、博報堂時代に映画プロデューサーとしてジブリ作品を手がけていたので、久石譲さんと久石さんの息子と3人で『ワンダーエンタテインメント』という会社を立ち上げ、映画やCM、ゲームの音楽制作のマネジメントをしています。久石さんは72歳、鈴木敏夫さんは74歳、宮崎駿さんは82歳とジブリの方たちはみな現役バリバリ。僕も刺激をもらっています」

大橋のぞみチャンは12年に学業優先を理由に引退。今はどうしているのだろうか。

「ときどき連絡をとっています。去年の春、大学を卒業し福祉の仕事についたので、のぞみチャンとお母さんと、当時のマネジャーと4人で就職祝いの場を持ちました。のぞみチャンは、当時のまま大人になったような感じ。背がスラリと伸びて、今もとてもかわいらしいですよ。望んでキツイ仕事に就くとは、頭が下がります。めちゃ真面目だから、今は家に寝に帰るだけのような仕事ぶりだそうです」

https://news.yahoo.co.jp/articles/d56c90d865d42bd0864e4c5fd3eb77003c45131e