佐藤輝にとって、矢野前監督は「熱血教師」のような存在だったという。学んだことは何事にも手を抜かず、まずはトライしてみることの重要性。岡田体制でも大切にしていきたい心がけだ。

 元々、練習の効率等を求めていた佐藤輝は「ムダかな、いらんかなと思う練習は、あまり積極的にやらなかったんですよね」と正直な思いを吐露する。そんな姿を見抜いていた矢野前監督からこんな指摘があったという。

 「テル(佐藤輝)、限界を突破してみろ!!おまえは自分の殻に入ったままや。無駄だと思うことも一回やってみて、やって無駄かどうかも分かるし、それが必要なことかもしれない。それが限界を突破できるきっかけになるかもしれないから」

 成長のきっかけは、どこに隠されているか分からない。自分自身で進化の可能性を狭めていたことを気づき、練習への意識にも変化が生じた。

 「そういうメニューをやることで新たな発見があるかもしれない。何かいいことがあるかもしれない。この先の野球人生でも大事にしていきたいですね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/39a8ee3bde51d044032c639db9ae1cafea22d0e5

練習姿勢に関しては先生に調教されてるから問題ないぞ