厚生労働省は5日、生活保護の4月分申請件数が前年同月比10.6%増の1万9633件(速報値)だったと発表した。

 前年同月比で申請件数が増えるのは4カ月連続。新型コロナウイルスや物価高騰などが影響したとみられるという。

 被保護世帯数は164万3887世帯で、前年同月比0.4%増。一時的な保護停止を除いた内訳は、高齢者世帯が55.6%を占め、失業者を含む「その他の世帯」は15.6%だった。