国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長(53)は5月に行われた世界貿易機関主催のディスカッションで
「女子W杯の安売りはしない」と強気の発言をした上で、こんなコメントを続けた。

「(世界各国のTV局は)男子W杯では1億ドルから2億ドル(約137億円~274億円)は払うと言ってくるのに、
女子W杯では100~1000万ドル(約1億円から14億円)しか、提示をしてこない。
これこそ、おかしいと思いませんか?
女子W杯のレジェンドや世界中の全ての女性に対する平手打ちだ!」

FIFAが昨年12月の男子カタール大会で日本のTV局側に提示した放映権料は約350億円。
今回の女子W杯ではこの3分の1となる116億円がFIFA側の提示額とみられる。

ある民放のサッカー担当ディレクターはこう明かす。
「残念ながら、日本のTV局で女子サッカーのW杯に100億円を超える金額を払える体力があるところはないでしょう」