【シリコンバレー時事】SNS最大手の米メタ(旧フェイスブック)が始めた簡易投稿アプリ「スレッズ」を巡り、競合のツイッターを運営する米X社が同社技術の不正流用だと非難する書簡をメタに送っていたことが6日、明らかになった。複数の米メディアが報じた。法的措置を講じる可能性も示唆している。

複数のメディアが公開した書簡によると、X社の代理人弁護士が、メタがツイッターの元従業員を採用し、同社の企業秘密を使ってスレッズの開発に当たらせたと指摘した。「民事救済や差し止めを求める権利がある」とも記した。
 これに対し、メタの広報担当者は「スレッズの技術者チームにツイッターの元従業員はいない」と反論。傘下の写真共有アプリ、インスタグラムの基盤を使ったと説明している。

https://www.jiji.com/amp/article?k=2023070700241&g=int