今年3月、阪急十三駅近くのコインロッカーを念入りに調べていた捜査員たち。発見されたトートバッグの中には赤ちゃんの遺体が入っていました。

 逮捕・起訴されたのは赤ちゃんの母親の谷口成美被告(33)。今年1月に出産したばかりの赤ちゃんの遺体を遺棄した罪に問われました。

 今年6月に始まった裁判で、谷口被告は起訴内容を認め、遺棄に至った背景が明らかになりました。特定の住居はなく、ホテルを転々としながら風俗店で働き、生計を立てていた谷口被告。出産時を次のように振り返ります。

 (谷口成美被告)
 「パニックだった。どうしようどうしようということだけ。生活にいっぱいいっぱいで育てるのは難しいと思った」
https://news.yahoo.co.jp/articles/59978c5a542c027b33aba16798360efb3001145e