8日午前、東京・調布市で、釣りに来ていた男性2人が川に流され、1人が死亡しました。

警察などによりますと、事故があったのは調布市の国領町付近で、8日午前9時半すぎ、「人が流されている」と目撃した男性から通報がありました。

釣りに来ていた30代と50代の男性あわせて2人が、神奈川県川崎市側から、多摩川の中州へ渡ろうとしたところ、50代の男性が川に流されたということです。この男性を助けようとした友人の30代の男性も川に流されました。

30代の男性は、通報からおよそ1時間後、流された場所からおよそ50メートル下流の川底から、心肺停止の状態で発見され、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

50代の男性は、自力で岸に避難し、病院に搬送されましたが、命に別条はないということです。