日本プロサッカー選手会の会長を務める吉田が訴えたのが、Jリーガーの「最低年俸導入」だ。
現在は規定がないため、待遇面で厳しい選手も少なくない。
「J2やJ3の環境がすごく悪い。お金の面でも、サッカーをする環境の面でも、ものすごく悪い」

もちろん、「最低年俸」を設定しても、いい点ばかりではない。
吉田は「最低年俸を決めると、何が起こるかと言うと、最低以下の人が溢れちゃう。
それ以外の年俸でやっている人がJリーガーではなくなる」
と問題点を挙げたうえで、こう主張した。

「これをどうするって言うんだけど、俺はある一定の基準に気付かなきゃいけないと思う。
そこに入れないならアマチュアで、それが嫌なら他の仕事をしたほうがいい」