こっから名作も始まるからセーフ


そして時代は大きく動き出す。

甲斐・信濃・上野を舞台に、戦国大名たちがしのぎを削る
『動乱の天正10年』の始まりであります。

北には、名将・上杉謙信から越後を引き継いだ上杉景勝。
東には、希代の英雄・北条早雲から数えて4代目、北条氏政。
南には、やがて真田一族の前に最大の敵として立ちはだかる徳川家康。
そして、史上空前の領土を手にし天下人として名乗りを上げた織田信長。

その中を、真田家の人々は小さく寄り添って岩櫃へ進んでいました。
徳川家の大名として、信濃松代藩10万石の礎を築く源三郎信幸。
そして後世、真田幸村の名で知られることとなる源次郎信繁。
戦国という大海原に、一隻の小舟が漕ぎ出しました。

舟の名前は──真田丸!