スタッフは安心してるぞ


 そして文春に報じられた木村の反応だ。やはりメンバーとの溝が深いままなのだろうか、“歩み寄り”を見せた草なぎに対して少々大人気ないようにも見えるが……。

「いえ、むしろ通常運転すぎて安心しましたよ」と笑うのは、かつてTMCでの番組収録に携わった制作スタッフ。

「もとより馴れ合う仲良しグループではないメンバー。収録前は各々が楽屋にこもることが多く、お声がかかってようやくゾロゾロとスタジオ入り。ところが本番になると一変して、息がピッタリ揃った最高のパフォーマンスを披露するんです。彼らのプロとしての矜持でもあったと思います」

 なんでも当初は大部屋があてがわれていたようだが、グループ人気と番組視聴率に比例するように次第に個室が用意され、メンバー間の事前交流も減っていったようだ。

「ただ、寂しがりやの剛くんは慎吾くんの楽屋で過ごすことが多く、たまに“ちょっと中居くんのとこ、木村くんのとこ、吾郎さんのとこ行ってこよ~っと”と、フラッと楽屋訪問しては一方的に会話して戻ってくる。

 そんなマイペースな性格を熟知しているので、中居くんから“お前、何しに来たんだよ”と苦笑いされ、木村くんからは“あー”と生返事を返され、仲良しの吾郎ちゃんには迎え入れられてまったりしてくる」

 どうやら木村と仲が悪いわけではなく、そっけない態度や返事をされても気にしない、いわば長年連れ添った夫婦や家族の“いつもの関係”だったのだろう。

「それこそ懐かしいTMCの空気に触れて、当時の2人に戻っていたのかもしれませんね。木村くん、ドアをノックされて“うわっ、剛来たよ。あれっ、今日スマスマだっけ?”とでも錯覚したのでは(笑)」

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e0f8b8ab804b98b38ab30033490987f10f81eed?page=2