お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の中田敦彦(39)が3日、自身のYouTubeチャンネル「中田敦彦のトーク - NAKATA ATSUHIKO TALKS」を更新。「テレビタレント時代につらかったロケを語る」と題し、抱えていた不満をぶちまけた。

中田は「ロケに行ってさ、3本撮りとかやって『飯を死ぬほど食わせるのやめてくんない?』って思ってた。1日に何店舗も回って、人間が食べる量じゃないだろと思ってた」と、過酷だったロケ仕事を振り返る。その後、好きだという手嶌葵の「テルーの唄」に合わせて、当時の胸の内を語り始めた。

 「俺は何かなりたいものがあったはずなのに、ずっと同じことをしている。『きょうも面白かったですよ』と言われるが、本当に面白かったんだろうか。1日カメラを回しても、スタジオで流れるときは20分になっている。もっと効率的にできるものがあるんじゃないだろうか。きょうはあのグルメとあのグルメを食ったが、本当はおいしいとは思ってない。この番組のレギュラーをやっても、ゴールデンMCにはなれない。スタッフが褒めてくれるのは、コスパがいいからであろう。一日稼働して、スタジオのギャラの3分の2なのだから。あの人とあの人がロケを断ってるから、俺がすべてのロケの回しをやっているにすぎない」。

 また「あの先輩がゴールデン番組のMCになったが、ただつまらないVTRをスタジオで見るだけの機械に成り果てている。あの人は喋ったら面白いのに、ただ話を振って何となくツッコむだけ。あんなに舞台でしのぎを削っていたのに、そんなMCになりたかったのだろうか?天才だと思っている芸人が、何かワイプの中で言っているが、その声は邪魔になるからという理由でマイクは生かされてない」といい「だから、テレビの仕事をやめた。『なんというつまらない仕事に俺は苦労してなったんだ』って思ったんだよね」と、振り返っていた。