「和歌山毒物カレー事件」小沢一郎が黒幕説

砒素カレー事件はいわゆる劇場型犯罪。当時はメディアが連日取り上げ大騒ぎ。
劇場型犯罪は、裏に政治的意図があるのが普通。

それは、どんな政治的な意図なのか?

まず砒素カレー事件の時期、場所、被害者をチェック。
時期:1998年7月25日
場所:和歌山市園部
被害者:園部第十四自治会の会長を含む4名が死亡。

まず時期について。
この少し前、7月12日に参議院選挙が行われ、自民党は実質負けた。
で、事件と同じ7月25日に橋本内閣が退陣、7月30日に小渕恵三が首相になっている。
ポイントは、この事件が、新たな支配体制の構築中に起きてる、ということ。

次に場所と被害者。
場所は「園部」。殺された人は「園部自治会長」。
なんと当時の自民党の有力者にも「園部」が地元選挙区で「園部町長」を務めた人物がいた。
「 野中広務 」だ。
立場は左で、党内の右派や小沢一郎と対立していた。