翌日に先発予定の伊藤大海投手(25)がマウンドで投球練習を行っている際に、突如バッターボックスへ。球筋をチェックするかと思いきや、その初球をフルスイングした。1球目はファウル、2球目はハーフスイング。追い込まれてからの3球目を中前にはじき返すと、ガッツポーズを決めて喜びを表した。

 投手との対戦は2020年のトライアウト以来だが、実戦勘は衰え知らず。3年ぶりのヒットに「(手が)しびれた。でも、当たるでしょ? たぶん142キロくらい」とご満悦の様子だ。持ち前の打撃センスを披露し「江越、見てたか? あれでいいんだよって。追い込まれたら、当てればいいんよ」と打撃が課題のまな弟子に手本を示し、大笑いした。