ビッグモーター、全件調査へ 社内調査諦め、第三者洗い直し

 中古車販売大手ビッグモーター(東京)が自動車保険の保険金不正請求問題で、期間を区切って過去にさかのぼり、車両修理の全件を調査することが22日、分かった。
社内調査を諦め、第三者機関が洗い直す方向で検討している。社内調査では踏み込み不足になると懸念した損害保険会社が要求した。対象は数十万台規模に膨らむ可能性がある。

 ビッグモーターが共同通信の取材に認めた。
ビッグモーターによると、修理件数は、同社に出向者を出していた損害保険ジャパンなど損保大手からあっせんされた車両の分だけで年間3万件に上る。
ほかの損保なども含め、複数年が調査対象となる見通しだ。ビッグモーターの外部弁護士の調査報告書は、不正行為が少なくとも2018年ごろから続いていたとの見方を示している。

 調査は「アジャスター」と呼ばれる事故調査の専門家が独立した立場で行う案が出ている。
損保側は、不正が疑われる案件を迅速に見つけるため、新興企業が持つ先端の選別技術を使うことを求めている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/21eb76836cc5f3e1d2e1c77963674055da72c636

まだ会見も開かないほど余裕
なかなかしぶとい模様