中でも教育熱心だったのが阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)で「デカすぎるんだよ」と苦笑いしながら、最適解を求めて極端な打ち方に取り組ませたこともあった。

「タッパがあるから(球を)上から叩こうとすると(バットが)鋭角に入り過ぎちゃう。だから、アッパー気味にしたほうが合わせていける。誰もこんな教え方をしないんだけど、左肩でボールに合わせていけ、と。そうしたらちょうど合う。普通は(肩を)下げたらダメだけど、アイツの場合は下げないと」

 スイングする際は肩を水平に保つことが一般的だが、阿部ヘッドは秋広に合わせてあえて球界の常識をブチ壊した。それでも合わないと判断すれば、また新たな取り組みを課し、二人三脚で歩み続けてきた。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/264166?page=1


阿部のおかげやん