“原爆の父”と呼ばれた米物理学者ロバート・オッペンハイマーを描く新作映画『オッペンハイマー(原題) / Oppenheimer』で、人類最初の核実験「トリニティ実験」をCGIを使わず、実際に撮影現場で再現したクリストファー・ノーラン監督。
このことを最初に明かした際、海外ではノーラン監督が“実際に撮影現場で原爆を爆発させた”と考えた映画ファンがかなりの数出たのだという。The Hollywood Reporter が伝えた。

 『ダークナイト』から『TENET テネット』まで、可能な限りCGIに頼らない迫真の映像を追求し、時に“CG嫌い”と称されることもあるノーラン監督。

その評判ゆえの誤解と言えるかもしれないが、ノーラン監督はもちろんそんな恐ろしいことはしていない。ノーラン監督は「わたしがそのような過激なことができると人々に思われるのはうれしい反面、少し恐ろしくもある」とコメントしている。