群馬県太田市にある「ビッグモーター」の店舗の前で、街路樹17本が除草剤の影響で枯れ、道路を管理する県の土木事務所が被害届を出していることが分かりました。

 街路樹の「トウカエデ」17本が枯れていたのは、群馬県太田市の国道354号に面している歩道です。この歩道沿いには250メートルほどにわたって「ビッグモーター太田店」が隣接しています。

 国道を管理する群馬県太田土木事務所によりますと、2022年8月に住民からの情報提供を受けて枯れていることがわかりました。土を調べたところ、除草剤が検出されたことから、2022年11月に警察に被害届を出したということです。

 土木事務所は警察と連名で12月から情報提供を求める看板を出しましたが、今のところ、疑わしい人物などを特定できる情報はないということです。

 街路樹は2023年3月、倒木の恐れがあることから17本全てが伐採・撤去されました。今後新たな木を植える予定だということです。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/68a13fb797b27009d85d091e55dda838a98a5952