「給食がなくなる」夏休みの困窮世帯の不安 一袋20円のうどんに草を分け合い、冷房もない

「給食って、本当に神」

渥美さんも支援を受けている人から、そんな言葉を聞いたことがある。

キッズドアの調査でも、給食がなくなる夏休み中の食事について「不安がある」と答えた人は91%にも上った。
「子どもに十分な食事を与えられない」と回答した割合は、2021年の調査では46%だったが、今回は60%に増えていた。

困窮する世帯では、食事は主食に偏り、副食はおろそかになりがちだ。

「食事はご飯にふりかけだけになり、米を買えない家庭ではめん類を食べる。つまり炭水化物ばかりで、タンパク質やビタミンがなかなか摂れない。
以前は目玉焼きや卵焼きが食べられましたが、最近は卵でさえ値上がりして気軽に買えなくなった」

と、渥美さんは言う。


https://news.yahoo.co.jp/articles/9331b77737eb26f67aa97b5e60b728b61fa1b5dc