チノ「よいしょ……よいしょ……」

ワイ(ち、チノちゃんが、お客様の車のタイヤに穴を開けている!?)

チノ「ふぅ……こんなものですかね……。もっと保険金をもらえるように頑張らないと……」

ワイ「チノちゃーん!」 バターンッ!

チノ「ひゃあッ!?」

ワイ「チ、チノちゃーん! ごめんよーッ! チノちゃんは毎日ノルマために客の車を破壊してたのにワイはそんなことも知らずに……ッ!
  ハフッ!ヴォエッ! ガソリンまみれの嫌な臭い!」

チノ「ど、ドサクサにまぎれて匂いを嗅がないでください!」

ワイ「ご、ごめんねチノちゃん……!」

チノ「べ、別に、客の車を破壊するくらい普通です……。それが私のお仕事なんですから……。それに、私は下手で、あんまり保険金を増やしてもらえないから」

ワイ「そ、そんなことないよ! チノちゃんのその気持ちだけで会社は十分嬉しいんだよ! あっ、そ、そうだ! チノちゃんちょっとどいてて!」

チノ「こ、こうですか?」