二年前の正月はカナダのバンクーバーにて。
ニューイヤーパーティーではドミトリーの面子でそれぞれ自分の国のギャグを披露しました。

私は酔っていたこともあってやけくそでFitsダンスを披露。

JA〜P・JA〜P・JAPANESE☆せーのッ
噛む〜とふにゃんふにゃん♪
ふにゃんにゃにゃんにゃにゃん♪といった具合に、です。

これがどういうわけか大ウケして
特に東南アジア勢のハートに直撃し
「Kawaiiiiiiii!!」の大合唱をいただきました。
普段そんなこと言われたことないのにな!
これもまた一つの「いかにも日本的」だったようです。
「理解した!これがmoeってやつか!」みたいなことを言ってる奴もいました。
当然ながらラテン共は見よう見真似で踊って
その後Fitsダンスは学校でもちょっと流行。もちろんその光景は異常。
しかしとある物静かなカナダ男子曰く

「日本的なものを見てると、変わってることって、
 悪いことじゃないんだなと思う。元気になれる 」

だそうなので(余談だが彼はいじめを受けていたことがあるようだ)、
日本びいきすることで、ただ一過性の楽しみじゃなくて
それ以上のものも得ている外人もいるんだなあってことを、あのときに知りました。

そのときの感情は和みじゃないけど、ちょっと皆さんにおすそ分けしたいので
思い出して書き出してみた。
文にするとなかなか伝わらんね。