「同じ仕事をしても、米国の本社スタッフは私の10倍の給与をもらっている。インド人の人件費は安すぎる」

 とこぼすが、給与は毎年、約10%のペースで上がっているという。週末は同僚や友人たちとレストランで食事を楽しみ、時々、ワインやチーズについて学ぶワークショップに参加。週1度は、趣味のサルサダンスのレッスンに通うのが日常だ。そんなモヒタさんは、こう話す。

「私はインドのアッパーミドルクラス。もっと裕福になって、大きな家で暮らし、世界中を旅したい」