ペロシ前下院議長「中国は卑劣」 台湾訪問1年、連帯訴え

【ワシントン共同】ペロシ前米下院議長は昨年8月の台湾訪問から1年を迎えた2日、声明を発表し、台湾への軍事圧力を強める中国について「卑劣であり、黙っているわけにはいかない」と批判した。世界が民主主義と専制主義のどちらの陣営を選択するか迫られているとして、台湾の人々と連帯する重要性を訴えた。
 ペロシ氏は、自身の訪台に世界中から好意的な反応が寄せられ、その後の1年で米国でも超党派で台湾との交流が深まったと指摘。今春に台湾の蔡英文総統が米国を訪れたことを成果として挙げ、自由と人権のため米国は確固とした取り組みを続けると強調した。

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