「メッセンジャーなどごく一部の例外を除く3000球投手は翌年以降、成績が落ちる。投球過多のダメージは大きいので、先発投手を長く稼働させたい各球団指導者は、投球数を抑制した」

 3000球以上投げた年の翌年に、成績が落ちた投手は数多い。

 大野雄大(中)
 2015年 3250球 11勝10敗207.1回 率2.52
 2016年 2130球 7勝10敗129.2回 率3.54
 武田翔太(ソ)
 2016年 3103球 14勝8敗183回 率2.95
 2017年 1300球 6勝4敗71回 率3.68
 菅野智之(巨)
 2018年 3129球 15勝8敗202回 率2.14
 2019年 2280球 11勝6敗136.1回 率3.89
 千賀滉大(ソ)
 2019年 3077球 13勝8敗180.1回 率2.79
 2020年 2096球 11勝6敗121回 率2.16(※120試合制)