すごい

■さまざまなプロ野球選手の爪トラブルが改善
 ここでは名前は伏せるが、さまざまなプロ野球選手が三和田氏のケアを受けている。ある有名投手は長年、中指の先端の血マメと二枚爪に悩まされていたが、三和田氏によって改善されるとその後、大飛躍を遂げた。
 今もその投手が記事に取り上げられるとその写真を拡大し、指の状態をつぶさにチェックしてはLINEでアドバイスしている。「改めて爪の大事さがわかった。でも、写真を伸ばしてそんなとこ見てるの、三和田さんだけですよ(笑)」と感謝されている。

 また、ある主力投手からも先日「助けてー」と写真を添付したLINEが来た。「皮膚がズボッと抜けて身が出ている」というその写真を見て、「これとこれを用意して」「そうじゃない」などとやり取りしながら、傷に関しては皮膚科の医師に任せ、それ以外の物理的な補強は“遠隔操作”で施術した。
 翌日の登板後、「投げられた」と喜びのLINEが来たときはホッと胸をなでおろした。

 さらにはコントロールを乱し、ピッチングがままならなくなっていた投手も、三和田氏が“あること”を見抜いたことで復活した。
 その投手の靴下を脱がせてみると、踵がカサカサになっていた。正体は水虫だ。指の間の水虫は痒さで気づくが、踵は痒くもなく気づかないことが多い。そのまま放置しているとそれが爪に達し、爪の外側が軽石のように抜けていくという。
 「皮膚って、爪がなくなると指は丸くなる。その選手は爪がある側とない側の指の形が変わっていた」。
 つまり体重を支える足の指が傾き、知らず知らずのうちにバランスを崩していたのだ。急いで応急処置として爪の角を作り、水虫の治療を皮膚科の医師に託した。
 「支えがないとグラグラする。(ケア後)ボールのリリースが全然変わったとおっしゃっていた。そして、7年ぶりくらいのお立ち台で盛り上がって…」。勝利インタビューに三和田氏も酔いしれたそうだ。