そこで再びセックスをすることになったが、今度は首を締められ再び意識を失った。気がつくと拳で頭を殴られている最中で、目は真っ黒に腫れアゴや耳、頬などに激痛が走ったという。彼女は病院に駆け込み、頭などのCTスキャンを受け、全身の写真を撮られた。

5月18日になって、パサデナ警察の刑事が女性のもとを訪れ捜査が始まったが、このときはスキャンダルを恐れ、バウアーの名前を明かさなかった。弁護士によると、彼女は「今後バウアーと付き合う女性が同じような目に遭わないように」と公表を決意。偽証罪で罰せられることを条件に、DV(ドメスティック・バイオレンス)による接近禁止令を裁判所に求め認められた。