この調査では、アメリカにおける大麻の価格変動に対する分析も行われました。過去30年間で大麻の価格は上昇と下落を繰り返していますが、2030年には1gあたり5.16ドル(約740円)まで下落すると予測。

また、大麻の合法化は大麻の市場価格を下落させる可能性が高く、平均して11.13%下落させることが明らかにされました。

今回の調査では、日本(東京)で大麻が違法であり、なおかつ大麻の価格が高価であるにも関わらず、大麻の消費量が世界で上位であったことが明らかにされました。

このような中、日本は次の国会で「大麻取締法」の改正法案を提出する予定。この法案は大麻草由来の医薬品や産業用大麻(ヘンプ)を認める一方、「大麻使用罪」を創設することで大麻使用者をより一層取り締まる方針となっています(現時点で大麻の所持は違法だが、使用自体は違法とされていない)。

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#日本

廣橋 大
精神病院に勤める現役看護師。2021年初頭より大麻使用罪造設に向けた動きが出たことをきっかけに、麻に関する情報発信をするようになる。「Smoker’s Story Project」インタビュアー。
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