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中国、旧統一教会「邪教」と非難

 【北京共同】安倍晋三元首相の銃撃事件をきっかけに、中国が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は非合法の「邪教」(カルト)だと非難を強めている。日米と違って自国への浸透を防いだ当局の対応は正しかったと宣伝。強権的な宗教政策がより強まると懸念する声も出ている。

 「彼と性的関係を持つことでしか『原罪』を消せないと吹聴した。性欲を満たすためだ」。公安省系のサイト「中国反邪教ネット」は19日に公開した動画で、創始者の故・文鮮明氏についてこう主張。旧統一教会と日米政治家との接点も多いと指摘した。

 旧統一教会は中国でも一時期活動。当局は1997年に邪教と認定した。