やっぱ佐野はファミリーなんすねぇ


記者 佐野に代わっての代打、どんな感情だったか。

楠本 いつもの代打に比べるとちょっと割り切っていけない部分は正直ありました。
どの選手の代わりにいってももちろん「代わりに行くんだから」というのはあるんですけど、佐野さんの代わりに行くっていうのは僕がこのチームに入ってから一回も見たこともなかった。
言葉にできないというか、難しいですね。それぐらい、自分の中でも…3回くらい聞き直しました。

記者 代打で行くことはいつ言われたか。

楠本 直前くらいでした。本当に行くのかって言うのは聞き直しちゃいましたね。正直他の選手の代打に行くよりも結構気持ち的には重かったですね。
もちろん打席に入ったら自分のやるべきことをやろうと思ったんですけど。すれ違う時とか目も合わせられなかったです。
それだけの責任感があったのでなんとしてもって言う思いはより一層あったんですけどね。言葉にするのはちょっと難しいですね。