4番松延晶音(あぎと)捕手(3年)が、エース右腕の古沢蓮投手(3年)、1年生ながら最速142キロを誇る右腕の弟響(ひびき)投手の継投を好リードで導けるかがカギを握る。

兄晶音はアニメ「銀色の髪のアギト」が名前の由来だが、後日、「仮面ライダーアギト」の存在を知った父慎一郎さん(39)によって、弟は「仮面ライダー響鬼(ヒビキ)」から名づけられたという。幼少期から、仮面ライダーの変身ベルトをつけて遊んでいたという響は「甲子園に立てることに感謝して、思いきり投げたい」と意気込む。甲子園でも正義のヒーローに“変身”して、チームを救う。