佐賀県の迷惑行為防止条例違反で逮捕されたのは、福岡県に住む大手企業の会社員・永田翔太郎容疑者(38)です。永田容疑者は今年6月13日午後6時ごろ、部下の20代女性の机の下にカメラを設置し、スカートの中を盗撮した疑いが持たれています。警察によると、永田容疑者が使っていた会社支給のパソコンに映像が送られる仕組みになっており、会社側がデータの存在を確認したということです。

◆自分の“うわさ”を聞いた後にカメラを処分か

事件の発覚に先立って、同僚が盗撮された女性に「永田容疑者の様子がおかしい」と伝えました。すると永田容疑者が現れ「もしかして自分の話をしていたのか」と尋ねたということです。この直後、社内の防犯カメラには永田容疑者が机からカメラを撤去する様子が写っていました。カメラそのものは見つかっていないものの、警察はパソコンに“リモート録画”された映像を基に立件しました。取り調べに対し永田容疑者は「カメラを使って盗撮したことは間違いありません」と容疑を認めているということです。